つれずれ

作曲という作業があります
僕はギターを使ってやります。

基本的なポップソングしか作れないのですが
基本的なポップソングって何じゃろというわけでいろいろ書いてみます。

①はじまりはお気に入りのコード
まず一個目のコードを決めます。
別に何でもいいんですが一番気持ちのいいやつを。
これがかなり大事でして

このコードを気に入ったから作曲作業をしよう!

と思うことも多々あります。

曲作らな、と思ったときはなんとなくコードを弾いて
気に入ったやつを見つけます。

②パーツを組み立てます
次にコードの循環を作ります。

曲というのはいくつかの決まったコードの流れで構成されておりまして
その決まったコードの循環=曲のパーツを決めていく作業です。
響きとして気持ちのいい流れを見つけていく感じです。

大体四つくらいでひとつの循環になります。
これはリズムによって大きく異なり2個や3個、多いときには7個とかになります。

③曲の構成を作る(イメージする)
一つ目の循環を作ったら次は曲の構成を考えます。
この一つ目の循環がサビかAメロになることが多いです。
なぜなら一番最初に作ったものがその曲の元になるからです。
この循環をモトに構成やらを考えるので結局この循環が一番聞かせたいもの
になってる場合が多いのです。
ポップソングにおいて一番聞かせたいところはサビです。
一番曲のいいところ(作り手からだとお気に入り)がサビになるのは必然です。
例外として曲の構成上サビには使えないけどBメロとしては使える、さらにこっちのほうがサビより好き
というようなときもあります。(その部分のメロディが明るくない、とか。かなり主観の世界ですね)

基本的に僕の場合多く使う構成が
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ(間奏)→Bメロ(間奏)
→サビ(一回目の倍の尺)→イントロ
てのが多いです。
ポップソングの場合かっちり決まった構成が非常に有効です。
たとえばテレビやラジオで初めて聞いた曲でもここでサビかな。。
となんとなく思うのは、基本的なポップソングがこの構成で作られているからです。

話がそれますがジャズやテクノなどをはじめて聴いてとまどってしまうのはおそらく
「どこがサビなんだろう?」
と迷ってしますことが一番の要因ではないかと思います。
なぜサビを探してしまうのかというと、多くの曲を聴くときにサビしか聞いていないから。
というのが原意の一つかと思います。自分のお気に入りの曲以外でも日常生活の中では音楽
があふれています。テレビでも街頭でも。そんなときにサビしか流れていなかったりサビしか
覚えてなかったりとかありませんか?結果として音楽には必ずサビがありサビを聞きたい。
という癖がついてしまったのではないでしょうか。(かなり個人的な意見です。)
実際一番の聞かせところがサビでありそこを強調するのが構成だったりするのですが
ジャズやテクノはサビを聞かせるのが目的ではなくいってしまえば全てサビみたいな
感じでしょうか。
演奏に必要なギターの一音一音を聞かせたいという感じを受けます。
だから一曲一時間とかでも音色の違いやリズムの違いなどで楽しめちゃうのではないでしょうか。

話がそれた。。。。

そんな形で構成を頭の中に思い描いたらその攻勢を埋めるべく必要なパーツつくりをします。
パーツ=循環コードです。

次は素敵な循環コードのつなげ方です。

続く。。。のか??